乾燥している肌は、肌表面のキメが消失して、白くひび割れているように見えます。このときの肌は、皮膚表面の角質がこすれてめくれ上がり、肌のバリア機能が衰えている状態。角質細胞同士の隙間から水分が蒸発して乾燥するだけでなく、外部からの刺激にも弱くなっています。つまり、乾燥によって肌が敏感になることで、さらなる肌トラブルを招いてしまう可能性さえもあるのです。
では、そもそもどうして肌は乾燥するのでしょうか?乾燥肌を引き起こす原因として挙げられるのは主に表の4つです。
まず、外の空気が乾燥していると肌も乾燥しやすくなるため、とくに冬は乾燥肌になりやすいシーズン。季節を問わず室内のエアコンも乾燥肌の大敵です。ストレスや過労は、肌の血行不良を招いたり、ターンオーバーに影響を与えたりなど肌トラブルの原因に。また、食生活の偏りによって肌に必要な栄養が不足してしまうため、乾燥肌の原因のひとつとして考えられます。こうした環境や生活習慣などに加えて、もうひとつ乾燥肌の原因として挙げられるのが入浴方法です。「お風呂から上がったあとに肌が乾燥する」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。実は、入浴後すぐに肌の乾燥は始まります。タオルドライ直後から、乾燥を感じることはありませんか? これは、身体を洗うときや湯船につかっているときにNMF(※)と呼ばれる肌の潤いを保つ成分が溶け出して、水分が蒸発しやすい状態になっているためです。 肌の乾燥を防ぐためには生活習慣の改善ももちろん必要ですが、まずは簡単にできる入浴方法の見直しから始めてみるのがおすすめです。
※NMF:肌本来のうるおい成分(天然保湿因子)
毎日の入浴方法を見直すだけで、肌の潤いを守ることができます。今日からさっそく試してみてください。
まず、身体を洗うボディソープや石けんは、その「保湿性」に注目を。できるだけ保湿性効果の高いものを選ぶのがおすすめです。また、ゴシゴシ洗わないことも簡単で効果的な乾燥対策。かためのタオルで強くこすると、皮膚の表面は簡単に傷ついてしまい、バリア機能の低下につながります。タオルやスポンジを使用する場合は、やわらかい素材を選び、ボディソープや石けんをもみ込むようにしてたっぷり泡立て、やさしく洗ってください。
42度以上のお湯に長くつかると、皮脂やお肌の保湿成分が流れ出してしまうので、肌を乾燥させる原因になると言われています。38~40℃くらいのぬるめの湯に設定するのがポイントです。お湯につかる時間は、肌のことを考えると10~20分がベスト。心臓から出た血液が全身をめぐって再び心臓に戻ってくるのが約1分と言われているので、10分つかれば、温まった血液が10回身体をめぐったことになり、リラックスすることで自律神経をコントロールする効果も期待できます。入浴剤を入れるなら、保湿成分を含んだものを。湯船から出るときは上がり湯をしない方が、保湿成分が肌に残ってよりしっとりします。
さらに、身体をふく時にもちょっとしたコツが。 ゴシゴシこすると肌を傷めることになるため、乾いたやわらかいタオルで肌をおさえるようにして水分をふき取りましょう。また、肌の乾燥がひどいと感じる方は、保湿剤をつけるといいでしょう。
お湯の温度や身体の洗い方など、いつもの入浴方法を少し変えるだけで、肌の乾燥を防ぐことができます。まずは、潤い効果のあるボディソープを選ぶなどし て、乾燥肌対策を意識するところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
泡で出てくるタイプ
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フローラルブーケの香り
泡で出てくるタイプ
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クリーミーソープの香り
レギュラータイプ
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フレッシュフローラルの香り
レギュラータイプ
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リッチソープの香り
サラサラfeelタイプ
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グリーンシトラスの香り
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グリーンシトラスの香り
オイルインタイプ
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ローズガーデンの香り
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ピュアローズの香り