朝シャワーを浴びる人は、約2人に1人
ライオンが20~50代の女性を対象に「朝シャワー」の実態調査を行ったところ、「夜入浴して、翌朝もう一度シャワーを浴びることがある」と答えた人は、冬は2割弱。それに対して夏は、実に5割近くの人が朝シャワーを浴びていると回答しました。
<季節別朝シャワー実態調査>
Q.前日の夜に入浴した上で、翌朝にもシャワーを浴びることがありますか?
※ライオン調べ、ボディソープを使っている20~59歳の女性、n=824、2018年
夜入浴したのに、翌朝もう一度シャワーを浴びる理由は、圧倒的に「汗をかくから」でした。寝汗をかいたり、目覚めをよくしたいから、シャワーを朝浴びるひとは多いですよね。
朝シャワーを浴びるときボディソープで洗っていますか?
「前日の夜にボディソープできちんと体を洗っているから」「朝は汗を流すだけだから」といって、お湯だけですませている、という方はいませんか?
ライオンが、夏の朝シャワーにおけるボディソープ使用率を調べたところ、5人に1人が「ボディソープを使用していない」という結果になりました。
<夏の朝シャワーにおけるボディソープ未使用率>
※ライオン調べ、通常はボディソープを使っていて、夏に朝シャワーを浴びている
20~59歳女性、n=389、2018年
ボディソープを使用しない理由として最も多かったのは、「肌が乾燥しそうだから」でした。
そこで、お湯だけでシャワーを浴びた場合に、肌の水分量がどう変化するのか見てみました。
その結果、実は、ボディソープを使わずお湯だけでシャワーを浴びた場合でも、シャワー後の肌が乾燥してしまうことがわかりました。あえてお湯だけシャワーにしている人にとっては、意外な事実ですよね。
シャワーだけでも肌水分量が減る理由は、肌本来のうるおい成分であるNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質が一部水に溶けやすい性質を持っていて、お湯だけのシャワーでも溶け出してしまうから。また、シャワーの水圧や水温などが影響することも考えられます。
<肌水分量の変化>
※実験方法:前腕内側部の角層水分量(肌水分量)を測定(シャワー前)。その後、前腕内側部に38~40度のシャワーを5分間当て、タオルドライ後5、15、30分後の角層水分量(肌水分量)を測定(SKICON-200(ISB社製))し、 初期値との相対値を求めた(N=6平均値)
朝シャワーでは肌のうるおいを気にかけよう
1.保湿効果の高いボディソープを使う
肌のうるおいを保つなら「保湿効果の高いボディソープ」を使いましょう!保湿成分が配合されているもので、ご自身の肌に合い、できるだけ保湿効果の高く感じるものを探してみましょう。
2.泡と手でやさしくからだを洗う
からだを洗う時にかたいタオルでゴシゴシこすってしまうと、肌のバリア機能をよりいっそう低下させてしまうことも。夏の紫外線などでもろくなった角層を傷つけないよう、泡と手でやさしく洗って摩擦刺激をおさえましょう。
泡で出てくるボディソープを使うと、忙しい朝でも泡立てる時間がかからずスムーズですよ。
3.ボディローションやクリームを使う
夏はボディローションなどを使わない人が多いのですが、肌の乾燥が始まる入浴直後に使ってみるといいでしょう。ベタベタしないさっぱりタイプもありますので、上手に活用しましょう。
いかがでしたか?お湯だけシャワーでも肌が乾燥するのは、朝に限らず夜も同じです。保湿効果の高いボディソープを使用するなどのケアで、シャワーの機会が増える夏も「うるおい肌」をキープしましょう!